九州動物学院
 

先日のオーストラリア研修時の写真を見ましたが、どれもみなさん表情豊かで良い写真ばかりでした。きっと時間が経って眺めても、いろいろと思いだされることでしょう。思い出を保存しておくのに写真はとてもよい手段です。ぜひ活用して、のちのちまで役立てて下さい。

 ところで、カメラを向けた時に横を向く人、笑顔になる人がいますね。笑顔になる人というのは、知らず知らずのうちにカメラマンにサービス精神を発 揮しているのです。写真を撮影する人なら、誰しもよい表情の写真が欲しいものです。カメラを向けたわずか一瞬で笑顔になれる。一瞬の間にサービス精神を発 揮しているのですから、たいしたものです。欧米人はサービス精神が旺盛で写真を撮られる時も笑顔になりますが、多くの日本人は写真を撮られることに対し、 苦手な人が多いように感じます。横を向いたり、断ったり、特に40代~50代以降の方はこの傾向が強いようです。本当に苦手なだけなのでしょうが、断られ たりすると冷たく感じますよね。どうですか、皆さんにもこういった傾向がありませんか?

これからみなさんが就く仕事には、サービス精神が要求されます。どんどん前に出るような性格になっていかなければなりません。学内にもたくさんの写真が 貼ってありますが、多くの写真に写っている人と、あまり写っていない人がいます。2年の藤井さんはいつもとてもよい表情で写真に写っています。カメラマン がどんな表情が欲しいか、瞬時に分かっているのでしょう。カメラマンのための写真という視点、相手の身になって考えることはとても大切なことです。

 動物の写真ではいま撮るかどうか、カメラマンのセンスというか、感性が非常に重要になってきます。どうやったら可愛い写真が撮れるか、研究して感 性を磨かなくてはなりません。撮る方も撮られる方も、意識して初めて良い写真が撮れるのです。ワンちゃんは0歳、1歳位が成長期で、一番表情豊かで身体の 変化も多いときです。2歳以降になるとあまり変化はありません。かわいい子犬の頃の写真はぜひ撮っておきたいものですね。動物の写真をいつも撮っている と、観察力が出てきてふとした表情で体調の変化に気付いたりすることがよくあります。写真をどんどん撮ってみて色んな発見をしてください。写真には自分が 感動したことを、ほかの人に伝えるという効果もあります。ほかにもいろいろな効果を写真は持っています。どんな使い方があるか、写真の可能性について考え てみてほしいと思います。